このインコのhave a nice dayツアー2019から Fractal Audio Systems Axe-Fx III を導入しているようです。名前からして強そうなギタープロセッサーです。
上記の 3 が Fractal Audio Systems Axe-Fx III(1 はOne Control Prussian Blue Reverb、2 はstrymon El Capistan)
元画像 yui_flower_flower Instagram
インコのhave a nice dayツアー2019・Zepp DiverCity 公演時。エフェクターボードのジャンクボックス(Free The Tone PA-1QAの左側)に「上 OUT A FRACTAL 」の表示が見えます。
元画像 FLOWER FLOWER公式twitter
着々と準備は進む pic.twitter.com/avPvzw5ev7
— FLOWER FLOWER (@FFLOWER_STAFF) October 20, 2019
最近のギタープロッセサーの進化は本当に目を見張るものがあり、以前はレイテンシー(遅延)、偽物っぽいデジタル臭、それに伴う平面的な音(立体感のない音)の問題があり、プロユースレベルでは積極的にライブやレコーディングに使えるものではなかったと思います。
その常識を打破したのが KEMPER であり、POSITIVE GRID でした。そして去年 Fractal からリリースされた新機種、それが Axe-Fx III です。
前機種に比較するとDSPの性能が格段に向上し、キャビネットだけでも2048種類、8in-8outのオーディオインターフェイスとしても使えるというもの。スペックを見るだけで頭がクラクラ。
KEMPER と POSITIVE GRID はアンプシミュレーター色、というかアンプそのものを感じましたが、Axe-Fx III は超高性能マルチエフェクター兼アンプシミュレーター的な要素を強く感じます。
これさえあれば何台もエフェクターを繋いでノイズや音痩せのリスクを抱えたり、ましてやライブには常に振動や発熱で故障のリスクのある真空管アンプ(VOX AC-30)なんて必要ない気もします。
しかしギタリストにしてみたらアンプから音が出ない違和感やデジタル臭、ましてやレイテンシーなどあればストレスを感じるところなのかな?とも思ったり。
それでもローディーさんの立場からすると、クーリングファンで冷却してる真空管アンプより遥かに信頼できそうではあります。どのような使用方法なのか詳しく聞いてみたいところです。
アナログ世代には厳しい世の中になって来ました。。
発売元 - オカダインターナショナルHP
「 Fractal Audio Systems社も我々(オカダインターナショナル)も、Axe-FxIII は別格と自覚しているので(ライバル・モデルは)まったく気にしていない、というのが正直なところです。」
この強気な発言からクオリティに相当な自信を感じます。
Fractal Audio Systems Axe-Fx III・KEMPER・POSITIVE GRID の比較レビュー
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